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ネットハード部屋

次世代ネットワーク機器の選び方

IPv6によるサービスも徐々に広がりはじめ、対応機器を意識して選んでいくことが必要になってくると思います。
ハードウェアの中で対応が必要なものは、IPアドレスをファームウェア上のソフトウェアで管理しているものです。

といっている間に時は過ぎIPv6もようやく広まっているのかいないのか。対応環境になっているので次は2台以上使ってみて切り換えが手動なのでメッシュかなと思うところ。

Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)とWi-Fi 6(IEEE802.11ax)の速度

ルータを高速にしてみたところで子機が低速だと最高速度は上がりません。

アンテナの数でだいたい決まるのですが、帯域によっても高速化ができるので一覧などがほしいところ。

アンテナ x1は最近ないのでスマホなら2本、ルータなどは2~4本だと思っておけばだいたいあってる。

速度いちらん
規格 MIMOアンテナ\帯域幅(MHz) 20 40 80 80+80 160
b 11Mbps          
a/g 54Mbps          
n 1x1 72.2Mbps 150Mbps        
n 2x2 144.4Mbps 300Mbps        
n 3x3 216.8Mbps 450Mbps        
n 4x4 288.9Mbps 600Mbps       規格上の最大
256QAM 1x1 84.1Mbps 200Mbps       一部の規格外
256QAM 2x2 173.3Mbps 400Mbps        
256QAM 4x4 346.7Mbps 800Mbps        
5GHz ac 1x1   200Mbps 433Mbps   866Mbps  
5GHz ac 2x2   400Mbps 867Mbps   1733Mbps  
5GHz ac 3x3     1300Mbps   2600Mbps  
5GHz ac 4x4 346.7Mbps 800Mbps 1733Mbps   3466Mbps  
5GHz ax 1x1     600Mbps   1201Mbps  
5GHz ax 2x2     1200Mbps   2402Mbps  
5GHz ax 4x4     2402Mbps   4804Mbps  
2.4GHz ax 1x1            
2.4GHz ax 2x2   574Mbps        
2.4GHz ax 4x4   1200Mbps        

11bの帯域幅は24MHzくらい。

2.4GHz帯の帯域が40MHzまで、5GHzの帯域が160Hz、場合によっては80+80MHz。

256QAMは2.4GHz帯 11nに11acの規格の一部をのせて高速化したもの。11ax相当の1024QAMも存在するらしい。

Ethernetカード(10BASE-T/100BASE-T)

IPアドレスを管理する部分をハードウェア的に持っていないため、どのカードでも使えるはずです。

TA/モデム/ADSLモデム
これらの機器もIPアドレスを全く管理していません。
CATVモデムのように、モデムと呼ばれるものは基本的にIPアドレスの制御をしていないのでそのままIPv6に移行しても利用できます。
ISDNルータ/ADSLルータ
ISDNルータはEthernetとISDNの変換、アドレスの制御の両方をしています。
現状のものはほとんどIPv4のみ対応です。YAMAHAがIPv6対応のファームウェアをβリリースというのを聞いたような気がします。
ADSLルータはADSLとはいってもEthernet同士のルータであり、PPPoEのプロトコルを追加しただけのものです。
ルータはIPアドレスに関連した制御を行っているため、IPv6に移行するときには対応したものでないと利用できません。
IEEE1394/FireWire

IP over IEEE1394という規格があり、IEEE1394でもネットワークを構築することができます。
ハードウェア上の制御はIEEE1394のプロトコルで行っているため、OSがサポートすればIPv6が利用できるのではないかと思われます。
IPv6 over IEEE1394 というのは聞いたことがありませんので、規格がまだないのかもしれません。
IP over IEEE1394は、Linuxカーネル 2.4, WindowsMe/XP、SONY機器等でサポートされているようです。
Macでは、サポートされているという話は聞きません。WIndows 95/98/2000/NTではサポートしていません。

[IEEE1394]

IrDA等
TCP/IP用に作られたものではないため、もともとTCP/IPを利用した通信を行うことは少ないですが、IPv4が使えればIPv6に移行してもそのまま利用できるはずです。
USBリンクアダプタ
内部構造が不明なため、そのまま移行できるのかどうかは微妙なところです。特殊なことをしているのでなければそのまま移行できると思います。

RVS-COM 2000 Ethernet接続

家の環境は、SOHO-SL10とRVS-COM2000を使っている。
Ethernet接続で使っているが、時々SL10のETHERランプが点きっぱなしになっていることがあり、RVS-COMはちょっとコワイ。
RVS-COMで使いたいのは、FAX機能と、アナログの留守電機能である。
ルータ側でデジタル接続の場合の認証を行いたいのだが、RVS-COMの留守電を有効にしていると、RVS-COMの認証が先に動いてしまい、ルータの認証機能を利用することができなくなってしまう。
RVS-COMが、元々TAを対象に作られているため?
これをどうにか使い分ける方法がないものかと、MegasoftとMN128-SOHOのサポートに問い合わせてみた。
方法としては、MN128-SOHO側で、アナログ/デジタルを見分ける方法、RVS-COM用とルータで、ISDNのサブアドレスを割ける方法、RVS-COMで、デジタル/アナログを見分ける方法などがありそうだが、RVS-COM側ではデジタル/アナログの判別は無理なようで、MN128-SOHO側で対応しないとどうにもならないらしい。何とか対応してもらいたいものである。
リモートアクセス RADIUSについてのメモです(分割)

MN128-SOHO

フレームのタグは修正されているのだろうか・・・。


連絡は おこめ(okome@siisise.net)までまで。